動画編集者になると実感する、工程という壁

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以前このブログで”とにかく在宅で食っていきたいなら動画編集を覚えよう”という内容の記事を書きました。
実際に私も動画編集によって収入の一部分を得ておりますが、他のイラストや漫画などの仕事と違い、動画編集という仕事は工程という壁が立ちはだかり、人によってはそれが多大なストレスにつながります。これから独立して動画編集で食っていきたいという方に向けて工程の壁とはどのようなものかご紹介します。

・動画編集は下流工程
動画を作るために必要なものは何でしょうか?
そう、素材ですよね。
素材にも、音声、画像、シナリオ、BGM、色々な種類があります。
それらを動画編集者がすべて揃えるという案件はめったにありません。大抵はクライアントが素材を用意して動画編集者に渡し、編集してください!という形になります。
つまり動画を作るという工程のうち、動画編集は最後の工程、つまり下流工程ということです。

・下流工程は上流の影響をモロに受ける
下流工程より先に行う工程、つまり上流工程が終わらないと当然下流工程を進めることができません。動画に当てはめると素材ができない限りは動画編集を始めることができないんです。
そのため、素材の準備が遅れてどんどん日程が後にずれていき、予定通りに進まないことがよくあります。
だったら素材を準備してから募集しろ!と思うかもしれませんが動画編集者を探す時間のロスを防ぐため、早めに依頼される場合が多いんです。

・受けた影響のしりぬぐいは動画編集者にやってくる
素材が遅れて日程が変更される、これだけでもフリーランスにとっては結構な打撃です。
他の仕事を並行して受けていることが多いので予定された日程に合わせて仕事を受ける量を調整しています。ですので、予定が後に変更されるとその分空き時間が多くなり、収入が減ってしまうわけです。すぐに他の仕事で埋まればよいのですが、そんなに都合よく仕事を受けるのは難しいはずです。
そして、日程が変更された分、納期も延びているだろうと思いがちですが、そういうわけにはいかないことが多いんです。
なにせクライアント側にも動画制作全体の日程がありますからそれに間に合わせるために素材の日程が遅れた分、動画編集の日程を縮めるということは普通にあります。
つまり予定を変更された上に納期も縮められるというかわいそうな状態になることも少なくないのです。良心的なクライアントであれば予定変更があった分報酬を増やしてくれたりしますが、あまり期待はできません。

・山のような修正が来る
最後の工程である動画編集が終われば動画は完成します。
ですので当然チェックの目は厳しくなります。素材の段階では指摘しなかった、または指摘し忘れていた項目も動画編集者に修正依頼が来る場合もあります。
つまり、修正箇所が多くなるんです。修正は来るものとして納期を調整するのがおすすめです。

・だから動画編集は割が良い
上記のような苦労があるからこそ、動画編集の報酬は実際の作業時間に対して高額な場合が多いのです。
逆にいうと高額な報酬で募集していなければ応募しないことです。
安い報酬で請け負ってもやることは変わらず悲しい思いをするだけです。

もし動画編集者を目指している方がいたらご参考になれば幸いです。

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