コロナばらまきおじさんから考える、狂った老害の心理

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先日愛知県で新型コロナウイルスに感染中の男性が、自ら新型コロナウイルスをばらまくといって街に繰り出し、スナックでスタッフに接触する凶行の報道がされていました。

彼は50代で過去に2件の犯罪歴もあるそうで、ネットに本名も上がっています。

詳しいことは他のブログに任せるとして、ここではなぜ彼が新型コロナウイルスを自らばらまくという凶行に及んだのか、彼が生きた時代背景から勝手に分析していこうと思います。

・オイルショック時代に生まれ苦労しながら育った
1973年頃、ちょうどオイルショックの時代に彼は生まれました。
経済が落ち込んでいたこともあり、あまり上等な教育は受けられない家庭環境にあったのかもしれません。

・バブル期の少年時代を楽しんだ
彼が10代の頃は1980年代バブルの時代です。この頃は学校に不良がはびこっている時代でしたから、分かりやすい不良軍団の一員として学校に君臨していたのかもしれません。
楽しく過ごしていたことでしょう。

・バブルがはじけた頃に就活が始まり苦労した
彼が職につく18歳頃、1991年バブルが崩壊したころです。日本経済が落ち込んでいたので相当就活には苦労したのかもしれません。よほど優秀な人材でなければかなりやばい就労環境の職場に入らずにはいられなかったのではないでしょうか?

・緩やかな経済成長期に結婚して子供が生まれる
30歳くらいの頃に2000年代を迎えます。そのころには結婚もして子供もできて幸せの絶頂だったかもしれません、仕事も慣れてきて、良いポジションを任されることも多くなったのではないでしょうか?

・徐々に老害扱いされ始める
40歳くらいで2010年代、会社では当たり前のようにPCが使われ、色々な業務が自動化されていきます。今まで培ってきた技術が通用しなくなってくる人もいるでしょう。その時に優秀な人間であれば新たに勉強して技術を習得し、さらに上のステージへ上り詰めていきますが、彼はそうではない側の人間ではないかと思います。
仕事能力は低くても給料とプライドだけは高く、周りや家族からも疎まれ始めたのではないでしょうか?
そのストレスからなのかひき逃げや恐喝の罪を犯してしまいます。

・パブ通いとパチンコ通いの寂しい日々に訪れた注目チャンス
そして53歳を迎えた2020年、職場の同僚にも家族にも疎まれ行き場を無くした彼は、自分を客として大切に扱ってくれるパブと、ハンドルを摘まんでいるだけで幸福感を味わえるパチンコにはまっていったのではないでしょうか?

自分が新型コロナウイルスに感染していたとしても、お構いなくその娯楽を享受しようとし、さらにはコロナをばらまいてやると家族に告げて注目されたかったんでしょう。彼にとって新型コロナに感染したことは注目されるチャンスだったのかもしれません。そして彼の願いはかないました。全国ニュースにさらされ、ネットで本名や家の特定までされています。

ある意味かわいそうな人物ですね、彼にもう少し時代の流れに乗り、人に迷惑をかけずに楽しめる能力があれば、こうはなっていなかったのかもしれません。
この後、もし彼が店に訴えられても、賠償金が払えず自己破産ルートになってしまうでしょう。

今は病院に隔離されているようですが、しっかりと責任をとってもらいたいものです。

以上、私の勝手な推測でした。
現代の50代にやけに老害と呼ばれ疎まれる存在が多いのは時代背景も関係しているのかもしれませんね。かといって新型コロナウイルスをばらまくという卑劣な行為は許されるものではありません。もう二度と模倣犯が現れないよう、納得できる対応を望みます。

コメント

  1. deds より:

    不思議なのは、こういう人に嫁とか友達がいるってことなんだよなあ
    友達にべらべらしゃべってばれたわけだから
    人を見る目と言うのがないんだろうなあ

    • ウォレットン ウォレットン より:

      確かに不思議ですね、ちゃんと店に連絡するってことはかなり良識ある友達だと思うのですが
      わざわざ人に喋るあたり、エンターテイナー気質のある方だったのかもしれません
      老害化する前は周りに慕われてた時期もあったんでしょうね
      嫁がいるのは生きた時代が結婚絶対主義だった影響もありそうです