退職を経験されたことがある方なら分かると思いますが、退職って完全に無料でできるわけではないんですよね、会社のしきたりや、自分の状況による所はありますがコストがかかります。
そんなワケ無いだろと思う人もいるかも知れませんがとりあえず私が退職時にかかったコストについてまとめてみました。
■だれもが必要になるコスト
・退職願
ご存知、退職願です。退職届や辞表の場合もありますがこれも無料と言うわけではありません。まず退職願を書く紙が必要です。A4のコピー用紙で十分ですので大体3円くらいでしょうか。これくらいなら大したことありませんね。しかし紙だけではダメなのです。
そう、退職願を入れる封筒が必要ですよね。この封筒が曲者です。郵便番号枠の付いていない白色の封筒が必要なわけですから。私は家の周りのコンビニ、スーパー、文房具店を回りましたが見つかりませんでした。文房具店の店主の話では、今は封筒に郵便番号枠が付いていないものは見ないとのことでした。仕方ない、作るかと思いつつ、少し離れたホームセンターに行くと、ありました。中身が透けない二重封筒という名称で売られていました。退職届を入れるには贅沢すぎますが、5枚入りで値段は250円程。早速購入して退職届を入れました。
かかった費用は紙代3円+封筒代50円=53円ほどですが、封筒を購入するのに2時間ほど使いました、コレは大きな損失です。金銭的には大したことなくても時間的には結構な被害です。さらに退職願をボールペンで書き損じがないよう慎重に書かなければならないのでそれにも15分くらい時間をつかってしまいます。
■人によっては必要になるコスト
・退職のあいさつ用のお菓子
退職時に関係者に挨拶に伺い、お菓子を渡すと言う風習があります。その際にくばるお菓子は普通のお菓子ではなく、それなりの値段がする銘菓が必要ですよね。関係者が少なければ配るお菓子が少なくて済みますが多くの関係者がいた場合、配るお菓子の数も膨大になります。そうなると当然値段もかかりますよね。数千円くらいでしょうか?結構な金額ですよね。こういった風習は無くなってくれるとありがたいのですがなかなかそうもいかないのが歯がゆいところです。もちろんお菓子を購入する時間てき損失もバカにできません。
・制服のクリーニング代
制服がある会社の場合、退職時にはクリーニングして返すという謎のルールがある場合もあります。会社が業務のために強制して着させているものなのにおかしいですよね。本来会社が経費を使って洗濯を行わなければならないものだと思いますが。反発しても仕方ありません。素直にクリーニングに出しましょう。季節ごとの制服を複数渡されている場合は多くのクリーニング代がかかります。大体数千円くらいでしょうか。手痛い出費です。さらに嫌なのが、クリーニングした制服を後日会社に返しにいかなければならないことです。退職しているのに通勤しなければいけないのは苦痛ですし、気まずいですよね。時間もかかります。郵送でも良いでしょうが更にお金がかかってしまいます。
・送別会への交通費
退職者には送別会をするのが当たり前になっている会社も多いと思います。正直断りたいですが、そうはいかない場合もありますよね。自分が送別される立場の場合、会費は無料になると思いますが、忘れてはいけないのが会場までの交通費です。住んでいる場所にもよりますが、これも数千円かかる場合もあると思います。
以上が退職時にかかるコストです。ほかにも色々あると思います。会社を辞めるというのもなかなか大変ですよね。お金に余裕を持って退職しましょう。
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